今日は横浜で宮崎駿氏原作「最貧前線」を観劇。
なんて素晴らしい作品なのでしょう!
これから上演される地域の方々、是非ご覧になることをお勧めします!
上演情報は下記ページをご覧ください
https://natalie.mu/stage/news/345262
音楽家、片野真吾の活動ブログ
今日は横浜で宮崎駿氏原作「最貧前線」を観劇。
なんて素晴らしい作品なのでしょう!
これから上演される地域の方々、是非ご覧になることをお勧めします!
上演情報は下記ページをご覧ください
https://natalie.mu/stage/news/345262
昨日は世田谷にて新作の朗読ミュージカル「舌きり雀」の楽曲プレゼン。
演じるのは朗読ミュージカルの名手、森田克子さん。
作家の山崎陽子先生と共に朗読ミュージカルを創ってきた方で、お客を作品の世界にいざなうその巧みな技術はさることながら、毎回の舞台や作品創りにかける情熱や真摯な姿勢にはいつも敬服しておりました。
かねてから私と一緒に作品創りをしたいと仰って下さっており、私もそう願っていたところ、今回ついに夢が叶いました。
プレゼンではお互い屈託のない意見をぶつけ合い、とても良いスタートを切りました。
こういった作品創りが出来ることに心から幸せに感じます。
これからどのような作品になっていくか、とても楽しみです!
11/13、14 朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」
千代田区 紀尾井小ホールにて
詳細は改めてお知らせします!
先日は竹下景子さん朗読音楽劇「あらしのよるに」初めてのバンドリハーサル。
劇伴は演奏はさることながらニュアンスやタイミングがとても重要。
頼りになるメンバーとのリハーサルも きっかけなど確認しながら あっという間の3時間半。
終えてから皆で昼食。楽器をカレーに持ち替えて^_^
朗読音楽劇「あらしのよるに」
~ガブとメイ 思い出のあしあと~
上越公演:
日時 : 2019年10月19日(土)15:00-
(開場30分前)
会場 上越文化会館大ホール(地図)
料金 :
親子ペア券3,500円 一般3,000円 中学生以下1,000円(全席指定)
秋葉区公演:
日時 : 2019年10月20日(日)16:00-
(開場30分前)
会場 秋葉区文化会館(地図)
料金 :
一般3,000円 中学生以下1,000円(全席自由)
*当日300円増
第一部:音楽と語りのオオカミとヤギの物語
朗読・演奏会
原作:きむらゆういち
作曲:片野真吾
朗読台本・演出:遠藤吉博
朗読:竹下景子
演奏 :Raindrops
Violin 三国富美子
Piano 伊藤恵子
Bass 片野真吾
Percussion 本間修治
第二部:
原作者きむらゆういち氏と竹下景子氏との対談会
その他詳細は
上越文化会館ホームページ http://www.joetsu-bunkakaikan.com/
秋葉区文化会館ホームページ http://akiha-bunka.com/
チケットのお求め(発売中)、お問い合わせは
上越文化会館 025-522-8800
秋葉区文化会館 0250-25-3301
セブンイレブン、ローソンチケット(Lコード:34411)など
子どもの頃、母方の祖母から聞いた不思議な話がある。
今思い返してみると細かいところをもっと聞いてみたいのだけど、1993年に他界しているためそれも叶わず。
それは概ね下記のような内容。
まだ祖母が幼少だった頃、大病を患って生死を彷徨った。
夢の中で祖母は真っ暗なトンネルを歩いている。
遠くから自分の名前を呼ぶのが聞こえる。声を頼りに暗闇を歩いていき暫くすると細い川に出た。
そこには橋が架かっている。
橋を渡ろうとすると、対岸のたもとに鬼がいて、「ここはお前の来るところではない」と言う。怖くて引き返そうとすると、今渡ってきた、もう片方のたもとにも鬼がいて、やはり「ここはお前の来るところではない」と言う。やがて鬼に挟まれ、どちらにも逃げることが出来なくなった祖母は川に落ちてしまう。
どれくらい経っただろうか。光を感じて目が覚めた。すると目の前にはお地蔵さんが立っていた。
眩い光はお地蔵さんの後光だった。
程なくして祖母は意識を取り戻し一命をとりとめたそうだ。
祖母はお地蔵さんに命を助けられた、と感じた。
そして時は何十年も過ぎ、祖母は青森の恐山に訪れる機会があった。
そこで、なんとあの時祖母を助けてくれたお地蔵さんに再会したのだそうだ。
恐山には沢山のお地蔵さんがいるが、その中であの時のお地蔵さんだとすぐにわかったそうで、丁重にお礼をしたそうだ。
私はこの話を聞いて、子ども心に不思議で凄い話だと感じた。
祖母が話してくれたこのありがたい体験を私はずっと覚えていたが、特に意識していたわけではなかった。
時は流れ、私は音楽を仕事にするようになった。
かなりエネルギーを使う作品創りがひと段落したタイミングで急に思い立って、いつか訪れてみたいと思っていた恐山へ旅に出ることにした。
とにかく少し仕事から離れて自身を見つめ直したかった。
祖母が亡くなって15年経った2008年の夏の終わり。
そして祖母からこの話を聞いてから25年が経っていた。
祖母は霊感が強い人だったけど、何十年も経ってから無数にあるお地蔵さんの中からその時助けてくれたお地蔵さんを見つけ出すなんて可能なのだろうか?
祖母は亡くなるまで頭のしっかりとした人だった。ボケていたり、勘違いをしているとは考えにくい。
もしかしたらお地蔵さんが祖母に気付かせてくれたのかも知れない。
祖母の話を思い出したのも何かの縁で、もしかしたら私が恐山を訪れたら何か感じるかも知れない!と少し期待して…