今日の夕焼け
梅雨の合間 自然からのプレゼント
音楽家、片野真吾の活動ブログ
今日はメトロポリタンオペラのライブビューイングを観に東銀座の東劇へ
演目はずっと観てみたかった「ポーギーとベス」
作曲はガーシュウィン。初演は1935年。
劇中歌のSummertimeなどはJazzでもお馴染み
当時としては珍しく、ほぼ黒人キャストのみで繰り広げられ、クラシックとブラックミュージックが融合したミュージカル作品の草分けともいえる作品
今回の上映はMETにて30年振りに新演出で上演されたもの
楽曲も歌も圧巻でした。ストーリーもわかりやすい
上演時間は幕間のインタビューも含めて3時間39分! 意外とあっという間でした
劇場はコロナ感染予防で1席おきの使用。
観ることができて良かったです!
METライブビューイングHP
https://www.shochiku.co.jp/met/
私が22年間、ミュージカルの作曲や歌唱指導などで携わってきた児童劇団「大きな夢」。
初めて出会ったときは東京都稲城市に1箇所、所属する子どもたちも20名ほどの小さな組織でしたが、いまや北海道から九州まで全国に26箇所、700名の子どもたちが所属する児童劇団となりました。
入団オーディションはなく、子どもたちは各地で年1回行われるミュージカル公演を目標に稽古に励むことにより、演技や歌・ダンスだけでなく、礼儀や人とのコミュニケーションなど多くのものを身につけていきます。「大きな夢」に入ってから学校でも積極的になった、という嬉しい声もよく聞かれます。
作品を創るスタッフとして、また現場で子どもたちと向き合う指導者として、皆の成長を見るのが何よりの喜びでした。
時は流れ、最近は私の教え子の世代が劇団の先生として中心的な働きを担うようにもなりました。
学校とはまた違った学びの場所としての魅力が沢山詰まったこの劇団が、今存続の危機に直面しています。
コロナ禍による緊急事態宣言と自粛で、今春から全国で予定されていた約60の公演は全て中止、稽古も行えない状況が続いています。
そこで活動継続のためのクラウドファンディングが立ち上がりました。
多くの子どもたちにとって、またスタッフにとっても心の拠り所となっている児童劇団「大きな夢」の活動を、次の世代に引き継いでいきたいと願っております。
まずはコロナ禍が終息し、再び子どもたちと会える日を楽しみにしています!
日本全国の皆さまが大変なご苦労をされている中で大変恐縮ですが、是非ともご支援をご検討頂けましたら幸いです。
子ども達+ミュージカル=26の大きな夢【コロナを乗り切れ!】
クラウドファンディングページURL
https://community.camp-fire.jp/projects/view/265181
掲載期間:2020年5月16日(土)~7月31日(金)
※今後の情勢によっては期間の変更の可能性がございます。
児童劇団「大きな夢」スタッフブログ
https://ameblo.jp/gekidan-bdp1/
児童劇団「大きな夢」ホームページ
http://www.ookinayume.jp/
おうちでオロチーズ動画 第二弾
オロチーズ結成のきっかけとなった音楽舞台劇「クシナダとスサノオ」(脚本・作詞:高橋知伽江 作曲:片野真吾)からのセレクションです。
2013年、出雲大社は60年に一度の大遷宮が行われ、その奉祝事業の一つとして音楽舞台劇「クシナダとスサノオ」がZero Project主催、演出・振付 木村かなえ氏のもと、東京チームと地元島根チームで力を合わせて創りました。
公演は出雲大社にほど近い大社文化プレイスうらら館だんだんホールで行われ、古事記出雲神話「ヤマタノオロチ」をモチーフに、朗読、歌、ダンスで展開していくもので、土屋茂昭氏監修のもと地元の子どもたちも参加した素敵な舞台美術も相まって大変ご好評頂きました。
この動画は東京キャスト(オロチーズ)で「クシナダとスサノオ」主要楽曲を再構成して演奏した時のものです。
公演の世界観を少しでも感じて頂ければ幸いです。
30分ほどあります。お時間宜しい時にお楽しみください!
曲目:
「前奏曲~高天原~荒ぶるスサノオ」
「我らを守り給え」
「決意」
「おしえてください」
「愛の炎」
「オロチがくる」
「戦い」
「愛の炎リプライズ~戦いリプライズ」
「あしたのために」
脚本・作詞:高橋知伽江 作曲:片野真吾
オロチーズ:
Vocal 五十嵐可絵
Vocal 柳瀬亮輔
Piano 伊藤恵子
Bass 片野真吾
Percussion 本間修治
Engineer 横山斉実
2017年5月29日 下北沢 Com.Cafe 音倉
2013年当時の音楽舞台劇「クシナダとスサノオ」公演情報も宜しければご覧ください!