2019年3月 その2 久々の耳鼻科受診

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3/12火曜、少し喉が腫れてきたので、大事をとって4か月振りに近所の耳鼻咽喉科へ。
最初に鼻の吸引をすると、先生が「以前のドロドロした鼻水はなくなっていますよ」と言われた。
もう副鼻腔炎は受診するような症状はないとのことで一安心。

その後は口から上咽頭に薬を塗られ「しみますか?」と訊かれる。
とてもしみたので、上咽頭が腫れていたようだ。
口から吸入を行って抗菌剤と鎮痛剤の処方。

翌日から喉の上、見えないどこかが痛み出した。

木曜には嚥下すると激痛が走り、水を飲むことすら難しくなり、処方薬を飲むのも一苦労。
そして金曜の昼食を最後に、水も食事もほとんど喉を通らなくなった。
安静時はさほどではないが、痛くて嚥下できない。
ちょうどタチの悪い口内炎の痛みに似ている。
喉を見てもそれとわかるような箇所はない。
ただしこんなひどい痛みがあるというのに熱はないし、声も普通に出るので歌唱指導の仕事はなんとかこなす。

そして翌日土曜日、夜に公演稽古を終えた帰り道、ふくらはぎがつった感じになり、まともに歩けなくなった。ほとんど飲み食いできなくなり35時間が経過し、さすがに体が悲鳴を上げ始めた。何とか電車に乗り自宅へ帰宅。

翌日の日曜日は午後から夜まで公演前の最終稽古が入っている。

処方薬も激痛で嚥下できず、せめて水分と栄養を補給しないと月曜まで持たないと思い立ち、ダメもとで近隣病院の夜間外来へ電話をかけてみる。事情を話すと受け入れてくれ、「念のため入院の準備もしてきてください」と言われる。
妻に付き添ってもらい、生まれて初めての夜間外来へ。

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幸い患者さんはだれもおらず、すぐに診てもらえた。
耳鼻咽喉科の先生はおらず、内科の先生が担当してくれた。
血液検査の結果、健康に大きな問題はなく、喉の細菌検査は陰性。
先生も目視では喉の中の患部を発見できず。
脱水症状が見られたため、点滴を打ってもらい終了。 
とりあえずあと一日自宅で療養して、月曜に耳鼻科で診てもらうよう言われる。
夜中の2時に帰宅。
とりあえず大きな病気でなさそうで一安心する。

翌日曜日からほんとに少しずつではあるが嚥下が出来るようになってきたので仕事へ。
とてもゆっくりではあるが、ゼリー飲料とおにぎりを食べることが出来た。
とりあえずもう点滴は必要ないのが嬉しい。

月曜日には時間はかかるものの、喉にしみないものであれば食事が出来るようになってきた。

そして火曜、喉上に若干違和感があるものの、たいていのものを食べられるまでに快復。

その後木曜に完治。発症から10日間。

普通に食事ができて水が飲めることは本当に素晴らしい。
そして妻がいてくれることに感謝。

そして結局今回の激痛は何だったのか?

この痛みは1週間前に耳鼻科で医師に上咽頭に薬を塗られた箇所そのものであることに気付いた…

昨年の同じ時期には喉頭炎で声が出なくなり、一昨年の同じ時期には突発性難聴。

毎年この時期は春の公演が続き体力が落ちているのと、気候の変化で抵抗力が落ちているのがそもそもの原因だろう。

春先は要注意!

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